Amp Designer の概要
Amp Designer は、有名なギターアンプのサウンドと、それらで使用されるスピーカーキャビネットをエミュレートします。各モデルにはアンプ、キャビネット、および EQ が組み合わされており、有名なギターサウンドを再現します。いずれかのアンプモデルを使ってライブ録音した後、まったく別のアンプモデルを選択してギターラインを再生したりダブリングしたりできます。
「Model」ポップアップメニューからアンプモデルのセットを選択することも、「Amp」、「Cabinet」、「Mic」の各ポップアップメニューを使ってカスタム・アンプ・モデルを作成することもできます。これらのポップアップメニューとその上のディスプレイには、最近選択した項目が表示されます。
Amp Designer でエミュレートされるアンプ、キャビネット、EQ は、自由に組み合わせることができます。マイクは 7 種類の中から選ぶことができ、位置を変えられます。また、Amp Designer は、スプリングリバーブ、ビブラート、トレモロなどの従来のギター・アンプ・エフェクトもエミュレートしています。
Amp Designer プラグインは、大きく以下の領域に分けられます:
モデルの設定:下部にある黒いバーの「Model」ポップアップメニューから、アンプモデル(アンプ、キャビネット、EQ タイプ、マイクの組み合わせ)を選択します。アンプモデルを選択するを参照してください。
アンプの設定:ノブセクションの両端にあります。これらの設定を使って、アンプの入力ゲイン、プレゼンス、マスターレベルを設定します。アンプコントロールを使うを参照してください。
エフェクトの設定:ノブセクションの中央にあります。これらの設定を使って、統合されたエフェクトを制御します。アンプエフェクトを使うを参照してください。
マイクの設定:インターフェイスの右端にあります。これらの設定では、アンプとキャビネットのサウンドを取り込むマイクの種類と位置を設定します。マイクを使用するを参照してください。
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「Output」スライダ:「Output」スライダ(または「Output」フィールド)は、インターフェイスの右下隅にあります。このコントロールを使って、Amp Designer の最終出力レベルを調節します。
参考: 「Output」スライダは「Master」コントロールとは別のもので、2 つの目的で使用されます。1 つはサウンドデザインのため、もう 1 つはアンプセクションのレベルを制御するためです。
Amp Designer プラグインを開く
エレクトリックギターのパッチを使用するオーディオトラックを選択してから、コントロールバーの「Smart Control」ボタン をクリックします。
Smart Control のメニューバーにある「Amp Designer」ボタン をクリックします。
オーディオおよびソフトウェア音源トラックで Amp Designer プラグインを使用することもできます。エフェクトプラグインの使いかたについては、エフェクトプラグインを追加する/編集するを参照してください。