アンプモデルを選択する
アンプ、キャビネット、EQ タイプ、マイクを含むアンプモデルのセットを選択できます。
Amp Designer のモデルを選択する
「Model」ポップアップメニューからアンプモデルを選択します。
以下のセクションでは、Amp Designer で利用できる各種のアンプモデルについて簡単に説明します。
Tweed コンボ
Tweed モデルは、1950 年代から 1960 年代はじめにかけてのブルース、ロック、カントリーミュージックのサウンドに一役買った、アメリカンコンボをモデリングしています。ゲインを上げるにつれ、穏やかなディストーションからハードなオーバードライブまで滑らかに変化する、温かみがあって複雑かつクリーンなサウンドが持ち味です。現代のブティックアンプの多くは、Tweed 式の電気回路を基礎としています。
クラシック・アメリカン・コンボ
Blackface、Brownface、Silverface の各モデルは、1960 年代中期のアメリカンコンボにインスパイアされています。タイトなローエンドと抑えられた歪みにより、ラウドでクリーンな音になる傾向があります。クリーントーンのロック、クラシックな R&B、サーフミュージック、カントリー、ジャズなど、音をはっきりとさせる必要のあるスタイルに適しています。
ブリティッシュスタック
ブリティッシュ・スタック・モデルは、4 × 12 キャビネットとの組み合わせでヘビーロックのサウンドを大いに決定づけた、50 および 100 ワットのアンプヘッドをモデリングしています。
これらのアンプは、ゲインを中程度に設定すると、厚みのあるコードやリフに最適です。ゲインを上げると、叙情的なソロのトーンや、パワフルなリズム・ギター・パートに使うことができます。音のスペクトラム上の複雑なピークとディップによって、激しいディストーションをかけても明るく魅力的なトーンが保たれます。
ブリティッシュコンボ
ブリティッシュコンボには、1960 年代のブリティッシュロックおよびポップスと切り離しては語れない、トレブルの効いた勢いのあるサウンドが取り込まれています。これらのアンプはハイエンドのレスポンスに特徴がありますが、まろやかな歪みと滑らかなコンプレッションによって、耳障りになることはほとんどありません。
ブリティッシュオルタナティブ
「Sunshine」モデルの基となる 1960 年代後期のアンプヘッドとコンボは中音域に深みがあり、ラウドでアグレッシブです。単音のソロやパワーコードに適しているだけでなく、音域の広いオープンコードにも適しています。このことから、1990 年代の「ブリットポップ」バンドで使われて有名になりました。「Stadium」アンプは、不明瞭なディストーションになることなく、非常に高いレベル設定で演奏できるという点で評判です。ゲインを最大に設定しても、歯切れの良いトレブルと明快な音が保たれます。
メタルスタック
メタル・スタック・モデルは、現代のハードロックやメタルのミュージシャンに支持されている、パワフルでゲインの高いアンプヘッドをモデリングしています。いずれも 4 × 12 キャビネットと組み合わされています。強い歪みから猛烈な歪みにいたるトーンが特徴です。ギターの音に、強力な低域、激しい高域、長いサスティンを求めるのであれば、これらのモデルが最適です。
その他のコンボ
このカテゴリのコンボおよびユーティリティモデルは、幅広い音楽スタイルに使うことのできる多用途アンプです。