エレクトリックギターを接続する

コンピュータにエレクトリックギターなどの電子楽器を接続して、オーディオトラックで演奏および録音できます。ギターからのサウンドをオーディオトラックに録音し、アンプやペダルボードエフェクトを使ってギターのサウンドを形作ることができます。コンピュータに電子楽器を接続するにはいくつかの方法があります。

エレクトリックギターを接続した後で、録音したいトラックの入力ソースを選択し、必要に応じてモニタを入にします。モニタによって自分の演奏を聞くことができるので、録音したいパートだけを聞いたり、プロジェクトの残りのパートを聞いたりできます。

コンピュータにエレクトリックギターを接続する

以下のいずれかの操作を行います:

  • オーディオインターフェイスをコンピュータの USB または Firewire ポートに接続してから、エレクトリックギターをそのオーディオインターフェイスに接続します。

    図。 USB および FireWire タイプのコネクタの図。
  • 標準的な 1/4 インチ TS 楽器用ケーブルを使い、オーディオインターフェイスのチャンネルまたはアダプタケーブルにエレクトリックギターを接続します。

    図。 TRS および TS コネクタの図。
  • コンピュータにオーディオ入力ポートがある場合は、アダプタケーブルを使ってオーディオ入力ポートにエレクトリックギターを接続します。トラックの入力ソースに「内蔵入力」を選択します。

    図。 ステレオ・ミニプラグ・コネクタの図。

オーディオインターフェイスに電子楽器を接続する場合は、製造元が提供する仕様書で、そのインターフェイスが OS X および Core Audio と互換性があることを確認してください。また、コンピュータでサポートされているフォーマットがオーディオインターフェイスで使用されていることも確認してください。コンピュータへのドライバのインストールなどについては、製造元の指示に従ってください。

コンピュータのオーディオ入力ポートにエレクトリックギターを接続すると、入力信号のレベルが低くなる場合があります。入力信号のレベルを上げるには、プリアンプにギターを接続し、プリアンプをコンピュータに接続します。

エレクトリックギターの入力ソースを設定する

  1. オーディオトラックを選択します。

  2. 「Smart Control」ボタン 「Smart Control」ボタン をクリックして Smart Control パネルを開き、「インスペクタ」ボタン 「インスペクタ」ボタン をクリックします。

  3. 「録音設定」セクションで、「入力」ポップアップメニューから以下のいずれかを選択します:

    • ギターがコンピュータのオーディオ入力ポートに接続されている場合は、「内蔵入力」を選択します。

      このメニューに「内蔵入力」が表示されない場合は、「GarageBand」>「環境設定」と選択し、「オーディオ/MIDI」をクリックして、「オーディオ入力」ポップアップメニューから「内蔵入力」を選択します。

    • ギターが USB ポートに接続されている場合は、そのギターを選択します。

    • ギターがオーディオインターフェイスに接続されている場合は、ギターのチャンネル番号を選択します。

      目的のオーディオインターフェイスのチャンネルがメニューに表示されない場合は、「GarageBand」>「環境設定」と選択し、「オーディオ/MIDI」をクリックして、「オーディオ入力」ポップアップメニューからオーディオインターフェイスを選択します。

    形式が入力と適合していることを確認します。モノラル音源(1 チャンネル使用)にはモノラル形式の入力を選択し、ステレオ音源(1/2 チャンネル使用)にはステレオ形式の入力を選択します。

  4. 「録音レベル」スライダをドラッグして、サウンド入力ソースの入力音量レベルを変更します。

    「録音レベル」スライダが淡色表示される場合、「GarageBand」では入力音量を変更できません。この場合は、オーディオデバイス側の音量つまみを調整してください。

エレクトリックギターまたはベースのモニタリングを入にする

  • Smart Control インスペクタで、「モニタリング」ボタン 「モニタリング」ボタン をクリックします。

    「モニタリング」ボタンがオレンジ色に点灯し、モニタリングが入であることを示します。

演奏したり歌ったりしていない場合は通常モニタを切にしてください。モニタを入にすると、コンピュータがスピーカーまたはモニタからの出力を拾ってしまい、不要なフィードバックが発生する原因になります。プロジェクトを聞くのにスピーカーではなくヘッドフォンを使用すると、フィードバックの除去に役立ちます。