ソフトウェア音源録音をオーバーダビングする

オーバーダビングとは、既存の演奏の上に別の演奏を多重録音し、それらを 1 つのリージョンに結合する処理のことです。この処理を使って、以前に録音した演奏に、補足的に録音したサウンドを追加したりできます。

録音中に Smart Control 領域のノブやその他のコントロールを動かすと、その調整内容がリージョンベースのオートメーションとして記録されます。Smart Control の記録は後から MIDI ドローを使用して編集できます。

ソフトウェア音源録音をオーバーダビングする

  1. 「GarageBand」>「環境設定」と選択します。

  2. 「一般」環境設定で、「サイクルオン」ポップアップメニューから「結合」を選択します。

  3. ルーラの上部で左右にドラッグします。

    サイクル範囲はルーラに黄色の細長い領域として表示され、サイクルモードは自動的にオンになります。

    図。 ルーラに黄色のサイクル範囲。
  4. コントロールバーの「録音」ボタン 録音ボタン をクリックして(または R キーを押して)、録音を開始します。

    あらかじめ定義したカウントイン後に録音が始まります。

  5. MIDI キーボード、「ミュージックタイピング」ウインドウ、オンスクリーンキーボードのいずれかを使って、ノートを再生します。希望のサイクル回数を録音します。

  6. 録音を停止するには、コントロールバーの「停止」ボタン 「停止」ボタン をクリックします(またはスペースバーを押します)。

最終的に、各サイクルの演奏を結合させたデータを含む 1 つの MIDI リージョンができ上がります。