オーディオトラックのリージョンのピッチを補正する

オーディオトラックのチューニングを調整(補正)できます。この手順は特に、録音したオーディオリージョンのグルーブ感やタイミングは問題ないけれども、チューニングが少々ずれている場合に便利です。

チューニング補正を行うと、選択したトラック(自分で録音したトラックとループの両方)のすべてのリージョンが調整されます。チューニングの調整によって正確な結果が得られるのは、単音(モノフォニック)のオーディオリージョンのみです。このため、トラックのリージョンにピッチの定まらないサウンドやコードが含まれていないことを確認してください。

デフォルトでは、クロマチック(12 音)スケール内の最も近いノートにピッチが調整されます。ピッチ補正をプロジェクトキーのノートに限定することもできます。

オーディオリージョンのピッチを補正する

  1. トラック領域で、補正するリージョンを選択します。

  2. オーディオエディタのインスペクタで「トラック」タブが選択されていることを確認します。

  3. 「ピッチ補正」スライダを右にドラッグするとチューニングの度合いが増し、左にドラッグするとチューニングの度合いが減ります。

    図。 トラックモードのオーディオエディタのインスペクタの「ピッチ補正」スライダと「キーに限定」チェックボックス
  4. ピッチ補正をプロジェクトキーのノートに限定するには、「キーに限定」チェックボックスを選択します。